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詳しい人が見れば笑われる程度の代物だが、生徒達の反応はなかなか豊かで、こういうことこそがなかなか楽しいもんだ。
胴体は1.5lの炭酸飲料ペットボトルだが、前述通り最近は炭酸飲料の人気が薄いことを反映し、あと一本が間に合わなかった。しかし、斜め前から見ればやや短くデフォルメされた機体の方が雰囲気がある(…と、自分を納得させる)。
エンジンは500mlのお茶ボトルを使った。ふだんはあまり気に留めない
底の部分の凸凹(なんのためだろう?…生産過程の固定用と推測)が、なんとも空冷星型エンジンのシリンダーに見えてくるから面白い。
キャノピーや機体マークは、すべてエクセルのオートシェイプ機能を使って作図し、タック紙や
ミラクルシートにプリントしたものだ。
さてと、特徴的な機体先端部キャノピーをどうしようかと少々思案したが、これも結局お茶ボトルの底をくり抜いて使った。リアルではないが雰囲気はあっているし、きっと言わなければ誰も気づかないだろう。
写真には映らないが、機首右側の「bockscar(スペルミスではない)」の
マスコットは、博物館にある実機の写真を拡大してプリントした。
NAGASAKIに飛んだこの機体には、どうも銃座がなかったようだが、あえてつけてみた。ヤスリの取っ手の丸いところをちょん切って、短い真鍮釘をつけただけだ。
いよいよ最終仕上げは…「
ファットマン」こと、長さ3.25m、直径1.52m、重量4.5トンのプルトニウム爆弾である。こいつは500mlの炭酸ボトルと1.5lのお茶ボトルを組み合わせよう。
なかなか燃え切らぬ我がクラスの
合唱「夏」と、一人でぼちぼち燃えている
ガラクタ模型「B-29」…
生徒と教師による創造力の対決だ。
寄せ集めなのはどちらも同じ。
どちらがリアリずむに迫れるか…たのむから俺を負かしてくれと願いつつ、もうちょっと遊んでみるべ。