「あんたがいなくなったら一体どうなるんだ?」
あくまでも仮定としつつも公立の学校に勤務している以上、いつかは去らねばならない。
校内の幾つかの要素に関わっている以上、それがあたりまえのものなら大して問題にはならない。
俺は非常に我が儘で自分勝手だ。
これは誰かがやると思えばあからさまに手を抜くし、これは誰もやらんと思えば気合いが入る。
「お前にしかできないことをやるな!」と、若手の頃親分に叱られたことがある。
極めて保守的な「学校という場」を職場に選んだのは失敗だったかと思ったこともある。
「へのかっぱ」…これを貫くしかない。
それまでなかった部活を作ったとき…曲者といっては失礼だが…確かにたくさん集まり色々な問題も起きた。
「あんたが来たおかげで迷惑だ」という空気すら感じた。
それが11年間で7回も代表の年になった。
11年前、最初に勤務校に来たとき、玄関で迎えてくれたのは雑草と枯れかけた松の木だった。
今は綺麗な花壇と手入れされた松の木、そしてトールペイントされた大木の丸太が客を迎える。
一声かけたら生徒が集まり、オヤジはダンプを動かし、良い土が入り、今は母親達が手を掛ける。
「別に学校にホームページなんてなくても…そんなヒマあったら他の…」という空気は感じた。
ようやくそんなガスは綺麗になくなったと思う。
別になくてもいいと思いつつ、試しにやるだけやってみた。
それも1行目になった。
で、1行目への回答。
「知らん」
冷たいのでも無責任でもない。
ではどうせよというのか?…ということだ。
いずれにおいても、ニーズあるいは価値を感じた者がいるならば、それを継承すればいい。
Webは、離れていても手伝うことはできるし、現に手伝ってもらっている。
Webはなぁ…。
いずれにせよ1行目ほどの賛辞はない。
「ありがとう」より嬉しくキツイ。
でも折角Webなんだから繋がろうよ。
(あくまでも仮定の話)
やがて、今では想像もつかないネットワークがこのエリアに構築できる。
Webはなぁ…。