ホントのガキの頃、親爺に連れてってもらった記憶がある。
なにしろ生家の町内だったし。
中学の頃は、調子に乗って二杯喰った想い出もある。
多くの客も連れてった。
店は一度大きくなり、小上がり席もあったが、火事にあったと聞く。
今の「コの字カウンター」になって随分経つ。
行列ができたのは随分昔か?…最近は知らない。
それでも閑古鳥が鳴くことはなさそうだ。
中華鍋にモヤシや白菜を両手一杯にぶち込み、炎がごわっと上がる光景は相変わらず。
そこに、塩なら塩、味噌なら味噌みたいにスプーンで放るも相変わらず。
「どこそこのなになにでこうこうしました」などという能書きは一切無い。
野菜をやっつけなければ麺にありつけないが、そんなことしてては麺がのびてやっつけられるから、ほじくる。
ボリュームは非道いが、余計なアブラがないんで意外にも完食できる不思議。
ガキの頃より初めて聞いた。
創業昭和39年。
大将、少々年老いたね。
でも、まだまだがんばってね。
より大きな地図で 美味いモンマップ を表示