なんとしてでも行きたかった日ハムの優勝パレードだが、こっちは新人戦大会だった。
男女とも団体入賞は果たしたから立派だが、
優勝を逃した悔しさに選手達は浮かない表情。
試合の一日を、
優勝以外は負けて終わるのだから、それも仕方ないしそれくらいじゃないと伸びていかない。
負けることによって身についたタフネスこそ成長の糧となろう。
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日ハムの優勝は、なかなか良い話題の少ない北海道にとって素晴らしい出来事だ。
それも金や知名度に物をいわせた結果ではなく、地域が一体となって勝ち得たからこそ素晴らしい。
「あー行きたかったぜパレードに…」
今まで見たことのない光景、今後再びいつ見られるとも
(いや、またやってくれ!)わからないからこそ現場の空気を感じてみたかった。
(日本一の瞬間に立ち会えただけでも幸福さ)
[Z] 北海道日本”一”ハムファイターズ
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そういえば、高校野球覇者の三度目の不祥事が取りざたされた。
誤解を怖れずに言えば、改めて
あの学校はエライと思う。
管理がどうのこうのと周りは言うのだろうが、100人も品行方正なヤツを集めることなんてできなかろう。
きっと、ふだんから挨拶や礼儀を始めとする基本的な生活習慣から始まり、そうして技能や精神力の向上をトレーニングするために、日々指導者はあらゆる犠牲の下に腐心しているとは容易に想像がつく。
その中で一国の頂点に立ったのだから、そう考えると、ホント関係者はエライと思う。
一歩間違えればどうなっていたかわからない多くの青少年達が、ホンのちょっとのきっかけで立ち直る…そのひとつが「部活
道」。
周りも今さらガタガタ騒ぐな。
監督もケツまくれ。
(もちろん灸はがっちりすえなきゃならんが)
「はーそういう生徒もいるのによく頑張るねぇ。」…と、道産子のひちょりとして応援したい。
(北海道のデカイは大地ばかりではなく、道産子の器量だべ)
日本シリーズ優勝の瞬間に稲葉がやったポーズ(人差し指を立てて一番!)…今日のパレードは、もしかしたら一歩間違えたらどうだったかの高校生達が種を蒔いたのかも知れないと思うのは俺だけだべか。
「いやーホント、優勝ってゆるくないわ」
(だからこそ準優勝は…)