DVDが買いやすくなり、非常に多くの作品を気軽に見られるようになってうれしい。
かつてはプレステ2をミニコンポにつなげて楽しんでいたが、2年ほど前に
BOSE3-2-1を購入してからは一層迫力あるサラウンドに浸っている。
こいつのいいとこは、フロントスピーカーが2本であるということだ。なにしろセットが楽で良い。それでもって5.1chをしっかり再現しているところがさすがBOSEだ。
しかし、made in Japanに比べると細かい作りは少々粗い。
(まあ、外車に乗るなら細かいことは気にできないのと同じ?)
性能自体は多くの評論家が太鼓判を押すだけのことはある。
始めの頃は、いわゆるCGを駆使した「最近の映画」を、ボリュームガンガンにして楽しんでいたが、逆にどうも嘘っぽさが目や耳につき、なんとなーくしらけてきた。
その点、
黒沢映画など、生身の演技による作品は、撮影技法への想像力もかき立てられて面白い。
特に赤箱ものは、「創るとは素晴らしい」というタイトルのメイキング映像が想像への解答となり、一箱で2度おいしい。
Kurosawa 氏には申し訳ないが、もっぱら中古を探している。