職業人として22年目にして、初めて部活のない日々を送る。
ないわけではないが、3名という少人数に怪我人が加わり、ここのところ実質ないも等しい。
「もしもなければさぞかし楽だろうな」といういつの日かの想像は、「退屈」に置き換わる。
そりゃそうだ。
そもそもこの職業に就いた最大の動機は「中体連への復讐」だった。
出てみたかった中体連…しかしそれは学校事情と自己の意気および努力不足によって敵わず。
(であれば、やるだけやってやろうと)
放課後になれば、なんと身の置き場のないことか。
もちろん業務はあるが、妙な余裕がある。
しゃあない。
今日もなんか創るか。
(これはこれでよいが、このリズムに慣れちまった後が心配)