Tシャツ、下敷き(今は机がよいのであまり活躍しない)、マイカミジャケソン…等々、授業で「
好きな画像を使っていいぞ。」となれば、作品から中学生の嗜好が知れる。
いわゆる「
カーキチ(死語か?差別用語か?…)」もマイノリティながらいる。
(面白いのは、ランボルギーニやフェラーリの写真を使っていても、ただかっこいいというだけで、車種はおろかメーカーも知らないという子が多いということだ。)
むしろ
国産車が人気だ。
「
ハチロク、エフシー、エスイチヨン…」等々、車名ではなく形式名がぽんぽん出てくるのには驚く。
ヤマダ電器にLanカードを買いに行ったら、
「イニシャルD」のDVDも買ってしまった。
宇宙戦闘機でもなく、スーパーカーでもない、その辺にごろごろしているふつうのクルマがCGに頼らずにバトルを繰り広げている。
「なまらおもしろい。」
大抵、どんな作品でも何秒かは
「明日は何食おうかなぁ…。」と考えてしまう
退屈タイムがあるのだが、それがまったくなかった。
しげの秀一の作品は、近いところから始まり、マシンや人との関わりで遠くの夢を実現する。
「
バリバリ伝説」は、かつての俺のバイブルだった。
おかげで、峠で原チャリや2ストニーハンでおっきいのをつっつくのも楽んだ。
「小よく大を制す。」「柔よく剛を制す。」
詳細はさておき、この醍醐味は教育上よろしいんでないかい。