我がクラス2-1の合唱曲「
夏」…中2にとってはなんと難しいんだろう。
イントロの「ぼろろろろ…」という旋律は、真夏の陽炎かはたまたB-29の飛来音か。
しかも途中からテンポも大きく変わるから、指揮者も伴奏者も大変苦労している(がんばれ!)。
一番の課題は、如何にして戦争の悲惨さをイメージさせるかということだが、一巻500円で発売されている戦争実録DVDを、夏休みに続いて休日の学校で観た。
「黒い雨」を探したがとうとう見あたらず、やむなくこれを購入したが、アメリカでテレビ放映されたモノらしく、内容があちらに都合の良い編集となっている。例えば肝心な原爆被害のシーンはごく短く、逆に戦勝パレードなどのシーンがやたら長い。
数日前から教室上空に飛来させた「ボックスカー」だが、機銃も増えて、昨日は原爆「ファットマン」を投下させた。
ところが、最近のペットボトルは底の丸いモノがない!…従って、あり合わせにこだわるがあまり、先っちょがゴツゴツした、しかもスリムな、似ても似つかぬ
ファットマンになったが…まあいいや。
(まあいいやが大事。本気になったら続かない)
「楽しく苦労せよ」とは言ったものの、楽しそうに表現するわけには行かないという点こそこの曲の難しさ。
しかし、平和の有り難さを色々と学ばせるには良い素材だ。
[Z] 合唱曲