技術科の集まりで、NPO(非営利団体)「
ラジオ少年」より原氏をお招きし、ゲルマニウムラジオについて学んだ。
氏は子供の頃よりラジオ作りに没頭し、その後中学校技術科教師、バンコクの日本人学校、盲学校を経て、退職後この団体を設立した。
部品点数はたったこれだけ…しめて480円也。
バリコン、検波ダイオード、そして同調コイルは自分で巻く。
このコイルの巻き方が感度を大きく左右する。
LCRテスターで測定したら…まあまあ優秀だった。
作業自体は呆気ないほど簡単だが、完成の喜びに変わりはない。
会場校の屋上からつるしたアンテナにつなぐと…NHK放送からちゃんと聞こえた。
終了は9時半を回ったが、知っているようで知らなかった電波のことを、バンコク時代の話とともに興味深く教わることができて有意義だった。
折しも
でんでん虫ラジオを授業で取り上げている最中、集った
「電波中年」達と新たなネタを仕込んできた。