連盟からの赤紙ならぬ、青封書が届き、指導者の一人として招集された。
受験生を抱える担任身分ではあるが、いいだろう。
教えることなどは歴々たる諸先生方々にお任せし、こちらはむしろ学ばせて頂くつもり。
その後の道内中学校柔道を背負って立つかも知れない子供らと出会うのは楽しかろう。
振り返ると、当方は小学生から柔道を経験していた生徒をほとんど全くといっていいほど扱ってはいない。
(他校から慕って来てくれた子は別)
むしろ、中学校から始めて「追いつけ追い越せ」を一つのスローガンとし、面白味を感じていた。
どんな面々かも聞いてはいないが、後輩の娘もおり、せっかくだから仕事しよう。
ところで、ファイターズの稲田とスレッジが去るのは残念だ。
プロスポーツの世界は「心太」のごとし、仕方ない。
柔道や、その他アマチュアスポーツ界も「心太」であることには変わりない。
けれども、将来設計のせめて青写真を示せねば本当の指導ではない。
せっかくだから勉強しよう。