道大会の審判のため、明日は稚内へ向かう。
天気も良さそうだし、プライベートツーリングするチャンスもなかなかないし、せっかくだからZZR1100で行こう。
たしか1993以来か…そうだ、ZZRを買った年以来だ。
その日思い立って家を発ち、
稚内のユースホステルにアポなしで宿泊し、大阪からのGSX-R1100の松本君や、中2ながら東京から一人旅の荒木少年らと仲良くなった。
早朝の市街地を、少年を後ろに乗せて走ってやったけな。確か有名私立の中学生だったから、今頃どこかで活躍しているかも知れん。
彼らと別れ、一人、礼文島にフェリーで渡り、ここでもアポなしでユースに泊まった。
知る人ぞ知る、
「桃岩荘」である。
(かつては、襟裳岬、岩尾別とあわせて、北海道き○○い三大ユースと謂われた)
漁師番屋そのままの建物、宿泊客皆でフォークソングを歌い、床が抜けるかのごとく踊り…(ちょっとついて行けなかった)、大雨で2日間も足止めを喰らったが、その分また友人が増えた。
フェリーが遠く沖へ離れても、まだ大きな声で歌って踊って見送る桃岩荘の若者達には、大きな感動をもらったのを今でも忘れられない。
おっと、今回は仕事だ。
とはいえこの仕事、実は無給のボランティア。
せっかくだから楽しもう。
途中でちょうど60,000km記念だな。
川重のエンジン、まだまだ現役。