この3連休は、試しにダラダラしてみた…ところが、やはりダメだった…で仕方なくzzr0831-1号を走らせ散歩した「
ダラダラ夕張」。
地球はやはりおかしい…10月の北海道、薄着のバイクで寒くない。
途中、
[Z] 栗山町 「大鵬」に寄ってガーリックラーメンを喰ったとはいえ、汗が引かぬほど温(ぬく)い昼下がり。
昨日の寝床から見えた空は素晴らしく青かった。
久々のダラダラは心地よかったし、寝過ぎて体中は痛かった。
しかし、これはこれで幸福だった。
後悔…今日は曇り空だ。
夕張市内を流れる川面の紅葉も今ひとつさえない。
「
幸せの黄色いハンカチ想いで広場」に寄ってみた。
映画で準主役だった赤いファミリアがそのままのナンバーで置いてある。
至る所、絵馬ならぬ黄色いメッセージがぶら下がる。
高倉健演じる「島ゆうさく」宅もそのまんまに置かれ、作品最後の感動シーンがリプレイされている。
例のハンカチもそのまんま。
帰宅しDVDを観る。
30年前の作品…30年前の北海道…そういえば当時、足寄の知り合いのケーキ屋には高倉健のサインが誇らしげに飾ってあったっけ。
スクリーンに映る30年前の北海道は…帯広・網走…夕張…店や家が連なり人混みがあり…なまらな賑わい。
今はどうだい北海道。
札幌とか以外は非道いじゃないか。
家々はどんどん減り、道行く若者見あたらず。
2002年の頃と往時の夕張を比べるシーンがおまけにあるが、今はもっとスカスカだ。
「そこの銭湯を…曲がって…」…なーんもない草むら。
いっそ、「
寂寥感」を売り物にしてはどうかな?…と思った。
今の日本、寂しいが多いので、寂しさ紛らわすにや寂しい空気こそいいんじゃないかい?…と思った。
「バリバリ夕張」は過去のモノとし、「バラバラ夕張」はどうかと思う…そうして結局は賑わっちゃい、やはり「バリバリ」にならんべか。
とにもかくにも、「地方」という言葉自体が遙か「地方」に行っちゃってる。
みんなみんな、「北海道の津津浦々」を歩いてよ。
寂しいなんてもんじゃないんだわ。
(…特に福ちゃん)