「若かりし頃」…といっても、それほど大昔ではないが、北海道内をバイクで網羅した。
決まって「北の国からを見て憧れた」、多くの当時の若者と仲良くなった。
それから逆輸入の形で「北の国から」をビデオで見るようになり、ここ最近は、それらをDVDで買い集めている。
けっこう高い買い物だ。
「るーるるるるる…」蛍ちゃんはキツネを馴らした。
純ちゃんは石(雪だま?)を投げつけた。
五郎さんは怒った。
ともかくキタキツネは、それまでのマイナーからメジャーデビューを果たし、多くの観光客から「かわいいいいいい!」アイドルになった。
昨日、ニセコ近辺で、道路のど真ん中でヒッチハイクするキツネにあった。
ギリギリまでクルマで近寄っても動かない。
こっちが止まると運転席に近寄り、「エサくれ!」と訴えている。

この子は、この時点では、まだ幸福だ。
今までどれだけ、ボロ雑巾のようになった死骸を見てきたことか!。
もちろん、アクセル空ぶかしし、クラクション鳴らし、「二度とこんなことするなよ!」という教訓は送った。
彼は驚いて逃げたが、またエサを与える者のために、いずれは…かと思うと…。