とある理由でエンジンが交換される運びとなった。
「景気の良いときはアセンブリー交換できたのでしょうが、補記類はそのまま使わせていただきます。申し訳ございません。」とサービスは語るが、いえいえそんな…って心境だ。
このロータリーエンジンの組み立ては、選ばれし熟練工により手作業で行われている。
クルマ好きとしてはそれだけでも嬉しい話しなのに、少々の不具合にも手厚く対応してくれるMAZDA。
代車は、レンターカーの新型デミオだ。
わずか1300ccなのにこれが随分といい。
発進はさすがに一瞬もたつくが、アクセルを踏み込むと軽快に回転が上昇する。
コンパクトカーとはいえ足周りも良く、雪融けが進み、ラフロードと化した札幌の路地裏でも確実に踏ん張る。
ウソのように、これは楽しいクルマだ。
軽量スポーツといってもいい。
ちなみに今日は、火災事故の側をたまたま通りかかった。
靄がかかっているのはそのケムリだ。