一昨夜は教え子の通夜に参列した。
担任だった元同僚で後輩は、朝から泣き通しだったみたいだった。
茜の夫もかつての教え子。
「なにかできることがあれば言ってくれ」…それ以上の言葉は浮かばなかった。
告別式は心の中で参列すると決めていたのだが、そのころ地震が来た。
彼女の魂の震動と重ねたのは俺だけではなかろう。
仕事があるので仕方なく休日出勤したが、なんども時計を眺めた。
屋上から「その方向」を眺め、心の中で合掌した。
教え子から教わった一番大切なことを実行するために、せめては仕事を切り上げて帰宅した。
供養の方法は色々あるだろうが、せめて
ここも通して「
生きることの意義と幸福の意味」を問いかけるだけでもどうだろう。
(余計なお世話ならごめんな)