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2006-11-06

2006年 11月 06 月曜日

合唱コンクール「鉄賞」



 二年一組殿

 あんたがたは合唱コンクールでなかなか
よく頑張った。
 しかーし、あるモンがたらんかった。
 鉄は、ふつーのもんだが、ちょっとある
モン
を混ぜて、ガンガン熱して、バンバン
ぶっ叩くと、なまら硬い「鋼(はがね)」
になる。
 しかーし鉄は、そのままではみったくな
いし、放っておくと錆びてぼろくなる。
 つまり、プラスマイナスどちらの可能性
も持っているということだ。
 俺はガンガンバンバンやるが、あるモン
は、お前ら自身が探せ。
 残念ではあったが、今後への期待と希望
を込めてこれを贈る。
           だからもっと燃えろ。
 平成十八年霜月
   二年一組担任  仲我和 灯伝起

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6クラス中、4クラスが金銀銅賞という素晴らしい結果のなか、自分のクラスはコケた。
難易度の高い曲を仕上げきれなかったというよりも、温度差を克服しきれなかったということだ。
「鉄賞」の賞状は、教室上空のB-29の翼に貼った。
(さて、テストつくろっと)

posted on 2006-11-06 カテゴリ: 学校

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コメント

zzr0831 wrote:

<回答>
炭素なんちゅう答えはあまりにも安直です。
カーボンもしかり。
2006-11-07

さとまさ wrote:

鋼とは鉄を主成分とした合金の総称です。

鉄に“それ以外の物質”を混ぜて鍛えることで出来上がるものです。
かつて錬金術という学問がありました。

現代では“金”はAuという元素で、他の金属と混合することで出来ないモノということがわかってますが、大昔は本気で金を作ろうとしたんです。いろんなものを混ぜたり、ありとあらゆる製法を試したりして。

結局、金を作ることは出来ませんでした。でも結果として様々な合金が出来上がり、そして化学が進歩していきました。

現在、鋼(=合金)は様々な用途に使われています。
部品によってはただ硬さを要求されたり、また粘りのある合金が必要だったりします。

どんな鋼になるかはいろいろ試してみないと出来ません。でも、どんな鋼にしたいかを最初にイメージしておかないとだめなんだと思うんです。

作りたい鋼がどんなモノなのか?それを作りあげるには何を混ぜればいいのか…

人間には個性があります。だからひとによって向き不向きはあります。
でも一つの目標を目指して自分が持ってる力をみんなの為に出すことは出来ます。

鉄はきっと“クラス”です。でもクラスって学校が一方的に決めた集まり(集団)なんだよね。

だからなんもしないと酸化して錆びてもろくなってしまう。

じゃあ“あるモン”って… 

俺はクラスの皆さんがクラスの為に、そして目的の為に今の自分に何が出来るか・何をすべきかを考えて、それをぶつけ合うことだと思うよ。

ぶつかり合わないと化学反応は起きないんだよネ。
お互いがお互いの為に良い化学変化を与えるような、きれいで強い鋼(いいクラス)を作るためにいろいろ試して鍛えていってくださいね。

大昔の仲我和 灯伝起の生徒より
2006-11-07

zzr0831 wrote:

!!
2006-11-08

さとまさ wrote:

『!!』では意味がわかりません(°◇°;)!!!
2006-11-08

zzr0831 wrote:

おれも。
2006-11-09

鋳武鬼 wrote:

楽しい学校だと思う
2006-12-01

zzr0831 wrote:

うむ。
2006-12-02

? wrote:

2006-12-08

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