札幌にして、なんとも住みやすい冬だ…なにしろ雪かきがほとんどいらないくらいの冬だ。
しかし、なんか気味が悪い。
地球温暖化は我々に伝えられている以上に深刻なのではないか?
「一人一人の心がけで温暖化をストップさせましょう」
声高に多くのタレントがメディアを通じて語りかける。
だがその声なかなか響かず届かず。
<ふくろいりません>
俺は、スーパーやコンビニではよほどの量を買わない限り袋を断る。
「え!いいんですか!」みたいな顔をしているようじゃだめだよ店員さん。
温かいものと冷たいものを分けるなんてサービスのつもりだろうが大きなお世話。
洗剤と食い物を分けるのもナンセンス。
琴欧州がんばるが、欧州ではあたりまえ。
(袋を置いていないとは知らずに入ったドイツのスーパーで、買ったものを両手で抱えてでちまった)
<節電>
「塵も積もれば山となる」…こまめに消すのはそれなりにけっこう。
「焼け石に水」…しかし、街を見渡せばガバガバ無駄遣い。
24時間眠らぬ国である以上は難しい。
地球の夜景はなんとも儚く映る。
<食糧”真”事情>
エネルギーを使って輸入され、エネルギーを使って生産され、エネルギーを使って加工され、エネルギーを使って調理され…運命は二手に分かれる食料達。
幸運な食料は我々のエネルギーになる。
しかし、我々はエネルギーを使った楽な生活をしているから、カラダにエネルギーが脂肪となってたまる。それをどっかに行ってエネルギーを使ってエネルギーを落とす。
不運な食料は食い残されてゴミとなり、しかも水気を含んでいるから多くのエネルギーを使って
処分される…。
大量のエネルギーを、大量のエネルギーでもって処理して地球を調理しているが、どんどん不味くなっている。
<アイドリングストップ>
ちょっと機械を勉強すればわかるが、クルマなんてエンジンかけた直後に走り出して大丈夫。暖機運転なんていらないし、一度もしたことない。
俺だって目が覚めてから布団の中で暖機運転なんかしないが、ただし目覚めた直後に100m全力疾走もしない。つまりそういうことだ。
リモコンスターター買うなら褞袍(どてら)を着る。
(もっともマニュアルミッションじゃ着けられないが)
…とかなんとかいっちゃって、今も暖房をつけては空気が乾くといって加湿器を回している。
エネルギーを浪費してさらにそれを補うためにエネルギーを浪費するという負のリサイクル…この瞬間も見渡せば山ほどある。
…ガソリン消費を気にしつつも、ハチは燃費を8上回らない。
(早く水素エンジンを!)。