約650名の参加をもって、北海道の柔道指導者が大きな決意を抱いて真摯に柔道と向かい合っていることが表現された。


中学保健体育武道必修化に伴い、柔道そのものに関する不安がクローズアップされている。
魅力という輝石が、不安という泥沼に埋没してしまいそうなのが不安だ。
不安という泥沼を盤石なる地面に変えていかねばならない。

その作業、がんばりましょう。
とりあえずは、新任校の「格技室」を「武道室」とし、様々な提案や発信をできる場としたい。

そのまえに技術教室とコンピュータ室、教室だが…。

午前中は新しい勤務先にて環境整備作業。

まずは格技室を武道室に大改装。
周囲の理解により、畳は常設可能となり、緩衝材を敷いて安全性を向上させた。
わずか6名の部員だが、ホント良く働くこと！
（前顧問「ツル」の指導の賜！）

機械室、準備室、実習室、教室も今日できる範囲でやっつけたが時間切れ。

午後から、約100kmハチを走らせ、打ち合わせのため深川市に向かう。
（前回から9年経つのでそのノウハウは残っていない）



前回は平成15年全中札幌の予選でもあった。
倒れそうになるくらいヘトヘトだった感覚が蘇った一日でもあった。

9年－11年－2年－2年と四校を渡る。

この度5校目の内示を受けた。

わずか2年間の勤務を2校続けたのには訳がある。

もちろんお世話になった柔道への恩返しである。

新指導要領に伴い、柔道に追い風かと思われたがどうも逆風と感じざるを得ない。
その風としっかりと組み合い、勝負したい。

昨日の職場送別会では、「わずか2年で去るのは申し訳ないが、やりたいこととやらねばならないことがあるので、ご理解を」みたく語った。

一昨夜は相当夜更けまで呑み、朝は母高校の同窓会作業に遅参・早退し、その後合同合宿・練習会と慌ただしかった。

フラフラだが、明朝は「発つ鳥後濁さず」通り片づけをし、また稽古に顔を出そう。

しかりと片をつけて、これからの型をつけよう。
（それが2年しか務めなかった2校への恩返しでもある）

昨日の全道柔道選手権大会、試合前に「今日をもって退きます」と彼から直接聞いた。
高校生の頃より北海道柔道界にて大活躍し、礼儀正しく誠実な人柄に惹かれるファンも多かった。

今日は北海道警察機動隊本部に立ち寄り、彼の最後の試合をパネルにして贈らせてもらった。
最近はJRの事故や豪雪被害などで忙しかったと聞く。
今後は異動があり、新たな職場での活躍となるそうだ。

今後は後進の指導にあたられるのであろうが、是非とも少年柔道会にもお力添えを！

ひとまずお疲れさまでした。
（近いうち一杯やりましょう！）

審判かと思ったら写真撮影だった。
ホームページをご利用の方々からは好評の声も聞かれるので、プロパガンダ効果があるのであればありがたい。

少ない小遣いで買ったズームレンズを使う。
（横にいる記者さんのｆ２．８が羨ましい）



どこかでちゃんと撮影の基礎を学んで、無駄遣い押さえてちょっとムリして明るいレンズ用意しようか。
高感度でも画質が良くてシャッター速度を稼げる最新のカメラは魅力だが、個人購入は厳しいなぁ。

畳がIJF規格になりＹｅｌｌｏｗになった。
それがレフ板代わりになり明るくて助かるが、柔道着も黄色く写って一長一短。
なにより、撮影が左に傾くクセがある…。

Picasaで補正し、webアルバムにアップしている。
拙いが、大会運営と選手の一生懸命さが少しでも残せればいいのだが。
（どなた様でもアドバイス頂ければ有り難し）

昨日は結婚式だった。
新郎はかつて隣の学校の生徒、やがて大学の後輩、間もなく指導者仲間の一人、将来は専門委員会を背負ってるかもしれない。

期待を込めて呑んだ（？）

今日は優勝大会。
一昨年はなんと駐車場に入れず、とんぼ返りした。
今日も危なかったが何とか間に合った。

審判しながらカメラも使う。
カメラが趣味の関係者も多いから、炉辺談話も楽しい。
（夕べの疲れ多少あり…誤審は断じてない）

昨日結婚した後輩とは別に、中学柔道指導者に新人が増える。
娘さん3人とも世界で活躍の上野先生から直々に紹介預かる。



今日の少年少女達も是非、将来我々の仲間に！
（一緒に美味い焼き肉を喰おう！）

平成24年度は深川市にて開催され、第40回という節目の大会となります。

少しずつ北海道中学柔道専門委員会webページにて情報を公開致しますので、関係の皆様はときどきどきどきしながら気にかけて下さい。

全柔連より川口孝夫氏、佐藤幸夫氏にご来道頂き、9：30～16：00の長時間に渡って貴重なお話を頂戴した。


今回特に印象的だったのは、審判員としての姿勢、特に場外際の正確な見極め、および具体的な安全指導を各団体が理論的に推進していく必然性である。

事故が起きたらどうするではなく、絶対に事故は起こしてはならない、事故を未然に防ぐにはどうすべきかという基本理念を改めて確認し、今後末端まで確実に啓発しなくてはならないということである。

例えどのような大会のどの試合だろうが、日常の稽古だろうが授業だろうが、教育柔道の本質が正しく反映されるよう頑張らねばと改めて確認する貴重な機会となった。

先々週の合宿にて行われた講義における討議をまとめてみた。
短時間だったのでなおさら率直な考えが表れたと思う。

北海道選抜柔道競技者（中高女子）強化合宿講習会レポート①　PDF369kb



彼女らの思いをどうサポートしてやろか。

進路業務でバタバタする合間の合宿だった。
だがしかし、逆にエネルギーをもらった。



参加した選手達の志は非常に高く、彼女らの眼差しには「一本」。

若手指導者の台頭が待たれるが、全国優勝経験者の若手現役選手も稽古に混じり、有意義だった。

それにしてもおじさん、体じゅうが痛いよ。
痛いが気分はよい。

ところで、宿舎たる北海道青少年会館は閉館となるそうだ。

札幌に「スポーツの基地」…若者が安く宿泊し、勉強できて、汗を存分に流せる場所。

とりあえず宝くじに夢を託すが、1等と前後賞がないとちと厳し。

なんとかならんべか。