今回の
合同練習会は、北嶺中等部のスケジュール(土曜も授業)にあわせて午後からとした。
期末試験の直前ということもあり、参加者は予想よりも少なかったが、本校卒業生が中心となり北海高校の部員が来てくれたため充実した。
なんぼ全国に行ったか知らんが、言葉足らずとも中学生に必死になって教える姿がこれまた微笑ましい。
以前、日本武道館発行の「
月刊武道02.9」に拙稿を寄せた中に、「柔道を通じた、親戚みたいな関係を育てるのが理想」みたく記したことがある。
同じ釜の飯を喰ったわけでなくとも、同じ畳に汗をしみこませたことがあるならば、親近感を覚えるのが柔道。
核家族化が進み、近所との交流も希薄な昨今である。学校や地域だけで人間関係を学ぶ機会を期待するのは難しい。
さらに、世代や居住地域の壁を越えてみたい。
しかし、我々の身分は常に異動がつきまとう。
「恒久的な柔道施設」…といっても道場などと大げさではなく、もっと「気軽なうつわ」ができないものか。
年末ジャンボよ、役に立たせてやるから俺にこい!