今日は、
北海道水産林務部林務局林業木材課より伊藤主任様、
広教資材より押岡社長様をお招きしての研究会だった。
「食育→地産地消」という言葉は、北海道では割と目に耳に馴染み深くなったが、今回は「
木育→地
材地消」を技術の学習に取り入れてはどうかという提案がテーマだ。
木材に限らず、様々な資材が本州に送られ、そして「ラベル」を貼られて逆移入されている例は珍しくない。輸送や仲介の分、余計なエネルギーとコストが余儀なくされている。
反面、良質の道産木材が相場の影響で紙の原料や梱包材となってしまっている現状もあるという。
森林資源は、上手に管理…循環させないと有効に活用できないばかりか、二酸化炭素の吸収力も落ちてしまう。
その他諸々を含めたプロジェクトを立ち上げようというような提案を土台に、教材開発を行おうという趣旨だ。
ハリギリことセンノキと、トドマツのいずれかをチョイスする。
センノキがコルクの代用からそういわれたとか、下駄の材料としてキリの代用であり、ハリがあるからそう呼ばれたことなど、なかなか興味深い。
俺は、「トトロップ(アイヌ語)」が由来の、年々枝が段々になるから「
椴松」とあてられた方を選んだ。
(理由はのちほど)
つづく