シリコンバレーからクマゴロウが一時帰国した。
会社と職種を変えたが、再びアメリカで活躍している。
で、最先端技術のなんたるかに興味津々で、飲みながら
たまねぎの料理と話に食いついた。
(海水ナマコが絶品!)
まずが基本、授業で話題とする「
99.99999999%(テンナイン)」については、まさにその通りとのこと。
半導体原料たる、地球上の元素で2番目に多い
シリコンだが、それを
テンナイン%にまで純度を上げる必要がある。
書いてある物を見りゃそうだし、それを受け売りすりゃ取りあえず授業のネタにはなっている。
今年の春は俺も随分と花粉アレルギーに苦しんだが、半導体工場のクリーンルームに一歩入ればピタリと収まるほどクリーンだそうな。だから現地の花粉症の社員がクリーンルームに入りたがる…ほどクリーンな環境でなくてはならない…
なんてぇ話こそが重要だ。
LSIの集積密度はどんどん上がっているが、それを検査する技術が追いつかない。それこそが彼の会社の使命ということか。
素人頭のイメージでは、指先に札幌市が載るほどの機能を持った回路…風邪のウィルスが乗っかっただけでススキノが押しつぶされる?(あってる?おおげさ?)
例えば、紙面に検査結果をプリントアウトするだけで体育館が一杯になる…それをいかに効率よく行うか。
CMOS…てっきりデジカメのイメージセンサのことかと思ったら、全く別の集積回路の構造のなんたるか。
そいつもこいつもともかく、結局札幌は世界でも美味いモンなpolisだな。
「
ケイタイを40年前に作ったらビルになる」なんてぇのもあながち的外れでもなさそうな。