メールやBBS、最近ではブログやプロフなんてぇのも介したトラブルが、小中学校でも当たり前になってきた。
気軽にメアドを交換し、または仲介し、機械を通したお友達関係もごく「
フツー」みたいだ。
実際に道端や廊下ですれ違っても挨拶を交わすどころか、話しすらしたことのない者同士が、メールでは気軽に「
会話」できるという
不思議。さらに
摩訶不思議なのは、その、
会うことがあるのに話さない相手とも、メールではやりとりできちゃうということ。
だからというだけではないのだが、面と向かって話しをし、相手の表情や仕草、言葉の抑揚から感情を読みながらコミュニケーションを深める力が弱くなっていると感じる場面もある。
習ってから間もない英語が片言なのは当然としても、母国語もカタコトに聞こえる場面も少なくはない。
イヤミではないが(イヤミかな?)、「おまえはいつ日本に来たの?」なんて言いたくなることも日常茶飯事だ。
本来培われるべき能力が十分でないうちに道具を持っちゃうと、何かが欠落したり、事故が起きるのは、この例のみに非ずも一理か。
事あるごとに「なあ、それどうなんだ?」と考えを聞けば、「
フツー」と返る事があまりに多く、「じゃあよー、そうでない場合は
イジョー(異常)か?」と屁理屈返しをしちまう。
どうも「普通」のコミュニケーションが「
不通」になる場面も多々あるか。
しかしこれが、「情報端末発達」の弊害や「ゆとり教育」が原因と押しつけてしまうのは早合点。
家庭教育の力量不足というのも責任の放棄だべ。
うーん、
面と向かって、しゃべらせてしゃべらせて、聞いて、しゃべってやることが大切なのかねぇ…。
(あ!…あたりまえだ…)