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2007-09-09

2007年 9月 09 日曜日

おかしな関係

メールやBBS、最近ではブログやプロフなんてぇのも介したトラブルが、小中学校でも当たり前になってきた。
気軽にメアドを交換し、または仲介し、機械を通したお友達関係もごく「フツー」みたいだ。

実際に道端や廊下ですれ違っても挨拶を交わすどころか、話しすらしたことのない者同士が、メールでは気軽に「会話」できるという不思議。さらに摩訶不思議なのは、その、会うことがあるのに話さない相手とも、メールではやりとりできちゃうということ。

だからというだけではないのだが、面と向かって話しをし、相手の表情や仕草、言葉の抑揚から感情を読みながらコミュニケーションを深める力が弱くなっていると感じる場面もある。

習ってから間もない英語が片言なのは当然としても、母国語もカタコトに聞こえる場面も少なくはない。
イヤミではないが(イヤミかな?)、「おまえはいつ日本に来たの?」なんて言いたくなることも日常茶飯事だ。

本来培われるべき能力が十分でないうちに道具を持っちゃうと、何かが欠落したり、事故が起きるのは、この例のみに非ずも一理か。

事あるごとに「なあ、それどうなんだ?」と考えを聞けば、「フツー」と返る事があまりに多く、「じゃあよー、そうでない場合はイジョー(異常)か?」と屁理屈返しをしちまう。

どうも「普通」のコミュニケーションが「不通」になる場面も多々あるか。

しかしこれが、「情報端末発達」の弊害や「ゆとり教育」が原因と押しつけてしまうのは早合点。
家庭教育の力量不足というのも責任の放棄だべ。

うーん、面と向かって、しゃべらせてしゃべらせて、聞いて、しゃべってやることが大切なのかねぇ…。
(あ!…あたりまえだ…)
posted on 2007-09-09 カテゴリ: 日記 - 0 個のコメント - 0 個のトラックバック