デジタル一眼カメラの進歩は著しい。
今や1000万画素が10万円そこそこなのが当たり前になり、数年前までは400万画素程度で数十万円もしたことを思えば隔世の感がある。
しかも手ぶれ補正内蔵もあたりまえ。
(NIKONはレンズ側)
当方、
NIKON D-70改(モニター以外はD-70Sとほぼ同等)は610万画素で撮影枚数20000に迫ろうとしているながらもまだまだ健在。
(…というか買い換えはムリ)
強がりを言えばまだ1000万画素はいらない。
なぜならまだまだD-70でさえ扱い切れていないから。
もしも1000万画素機を手にしたなら、あまり考えずにバシャッと撮って、
「あとからトリミングすりゃいいや」という甘えに陥りそうだし、
データ容量も馬鹿にならない。
(データ処理…特にノイズ処理の技術も追いついていないようだし)
なによりも、
A4までのプリントやWeb掲載なら十分だし。
それにしてもデジイチは面白い。
フィルム代が気にならないから、ファインダーを覗かずに「乱写」もどんどん行ける。
生徒は「盗撮だ~!」などとのたまうが、その
ふとした一枚もまた面白い。
前田真三を気取ってみても
全く思うようにはいかないが、これはこれで面白い。
棚の片隅で、約20年前の
NIKON F401-S(フィルムオートフォーカス一眼のヒット機)が嘆いている。
「俺の方がピンピンしてるぞ!」
(ごめんね)
若い頃はフィルム代も馬鹿にならなかった。
しかし、それだけにワンショットが貴重だったことは忘れちゃいけない。