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2007-07-22

2007年 7月 22 日曜日

小樽 豊寿司


俺の世界一の寿司屋について。

4月にてつ氏から閉店?との知らせがここにあった。
つい数日前、生徒から、5月に大将が亡くなられたとの知らせがなんと授業中にあった…。

10数年前に、小樽生まれの同僚に教えてもらって以来、それからは遠方からの大切な客を連れて行ったり、何かの機会ではお忍びで立ち寄ったりと、とにかく大切なお店だった。

小樽 豊寿司
例えばお通し一つにもちょっとした工夫がこもっている。
想像だが、大将は相当のいたずらっ子だったのではないか?

小樽 豊寿司
握りにだってちょっとしたイタズラがあって、例えばイクラだと思って喰うと、「かりっ」とイクラの下に隠れていたカズノコの歯ごたえが絡み、驚かされる。

小樽 豊寿司
俺が驚いても大将は表情を変えなかったが、内心はニヤリとしていたに違いない。
気をよくしてお好みに次々とイタズラ心が握られる。

豊寿司
後にも先にも…というほど不回転寿司に足を運べる身分ではないが、少なくともここは「my best sushi-ya」であった。

ちなみに、知らせをくれた彼は大将のご親戚だそうな。
見送りにも行ったという。
(これも何かの縁だなぁ…)
念のためwebアルバムの写真も見せたが、「あ!そうそう!」だそうな。

それでも、自分の目で確かめるまでは信じ難い。
信じ難いし、信じたくはないが、一応はレクイエムを捧げたい。

世界一美味い寿司にこめられた、人を楽しませるイタズラ心は、きちんと味と重なって記憶されております。
どうか安らかに。
あちらの小樽でもご活躍下さい。
ありがとうございました。

合掌
(もしも人違いならば、怒ってお許し下さい…期待しています)
posted on 2007-07-22 カテゴリ: グルメ - 0 個のコメント - 0 個のトラックバック

不都合な真実で検索

アル・ゴア元米副大統領が熱々と語りかける。
DVDで観た。

「そんなこと今さら言われなくてもわかっている」…というようなつもりで見始めたが、具体的なデータを次々と突きつけられると改めてヤバさが伝わってくる。

散々に地球の現況を伝えておいて、「じゃ、どうすれば?」の問いかけへの回答はちょっと甘くないか?
もちろん富める国アメリカへのメッセージだから、「へ?その程度でいいの?」と思わざるを得ない。
(衣類乾燥機や食器洗い機が世界中にどれだけ普及しているのか…できればハイブリッド車?)

で、関連を検索してみればもちろん異論反論も数々あった。
その中には、「温暖化よりも優先すべき課題があるべや!」…っちゅうもんもあるごあ。

いやいや、揶揄すべきではない。
(悪いクセだ)

しかし、「温暖化問題」を邪魔臭いと思っている人々が多くいることも不都合な事実だろう。
「どうせ俺なんてあと何年かでくたばるんだからそれまでよけりゃいいんだ」って感じの、老人ともうすぐ老人が幅を利かせているのはなにもアメリカだけではない。

並べられた研究データは膨大だから、それに対して屁理屈も幾らでも用意できるだろう。
しかしいずれも、そのツケを払う中年、そして犠牲になるのは若者と子供。

少なくとも事実だけは広く伝えられる必要があるし、もっとインパクトのある訴えが必要だ。

例えばゴアさん、「365日のウチ、1日だけでも世界中の電気とエンジンを止めてみませんか?」みたいなアピールはどうだろう。
ま、ヒトの言うことを聞かないのがヒトだから実現は厳しかろうが、「省エネ家電に代えましょう!」なんちゅうよりはドキッとさせるべ。
(ま、それでもどうかはわからんが)
posted on 2007-07-22 カテゴリ: エコロジー - 0 個のコメント - 0 個のトラックバック