仕事始め。
(昼食、とある二郎系ラーメン店)
(ケンカ四つに組んでいざ試合開始みたいな)
野菜をつついて行けば、麺にたどり着く頃にはふにゃふにゃだろう。
(だから極太麺か)
スープも味わってみたいがレンゲがない。
(そちらの客はレンゲを使っているが、あちらの客にはレンゲがない)
すると、あちらの客が「レンゲくださーい」と。
(そっか、頼むんだ)
「(でも待てよ)」
(ないと言うことになにかメッセージがあるのかも知れぬ)
どんぶりを持ち上げてスープを頂くべきだと決めつけた。
(やべっ、手が滑った!)
「(あちっ!)」…と声が出そうになるのをガマンする。
(顔中モヤシだらけ、モジャモジャモヤシオヤジだし熱い)
「ニンニクください」…後悔…両眼球が攻撃された。
しかも、Tシャツネックにチャーシューささる。
(こんなかっこでガッコにもどれば3学期からはティチャーシューとあだ名か)
おまけになまらニンニク臭い。
…などと妄想しているウチになんとかスープが現れた。
(熱くて厚い油面…ギットギトのスープ)
「(お客さん、よく気づいたねぇ。これをまともに飲んじゃあ%&$#だぜ。)」
(レンゲなきはモヤシオヤジへの言葉なき気遣いかと)
ここは「はっけよい残した」俺の一本勝ち。
年越したそばを喰い、ダラダラとしてみた元旦。
(何もしないということに挑戦)
年賀状には、昨年一番印象的だったシーンを使う。
(東北・北海道は一枚岩にならんきゃ)
さすがに二日目は、初売りスノトレ履いてのべ2時間のランニング。
(途中神社やコーチャンフォーなどなど1.5時間ほど寄り道す…)
珍しく自分の足を使えば続々と、昔の教え子や親御さんとばったり会ったり。
(日頃クルマで行ったり来たりの道)
かつての柔道部員から届いた年賀状の中に、
「年末年始は巡視船で東北地方の行方不明者の捜索活動に行ってきます」という一筆があった。
(船内紅一点?)
さてと仕事始めだべ。