ZZR0831 Weblog

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2007-08-26

2007年 8月 26 日曜日

東北へ

太平洋フェリー「いしかり」
8/20 19:00苫小牧発、太平洋フェリーの「いしかり」に乗船。

14時間の船旅は、20年前の敦賀行きの時のイメージとはほど遠く、立派なミニシアターやライブなどもあり、とても快適だった。
フェリーオブザイヤーなる賞を何年も獲得している船だけのことはある。

朝風呂にも入り、仙台到着。
飛行機代をケチったがための手段も、結局ビール代で高くつく。

地図で見れば、仙台-山形なんてあっという間…は大間違いだった。
zzr0831号は、やたら意味もなく猛暑の中3時間かけ、昼飯喰う間もなしのギリギリセーフで到着。
全中柔道講習会、懇親会で初日を終える。
全中山形
翌日は全中柔道開会式と女子団体だ。
今回のスピーチは阿武教子氏による。
天童市 水車蕎麦
ちょいと昼飯を喰いに天童市街にでたら大雨に当たる。
ここの店主は、昨年函館で偶然知り合った方…のハズがどうも違う?
しかし、140年も続く老舗で美味かったし、結局ホンモノ(?)の店主さんとも近しくなった。
[Z] 下見という名のツーリング
立石寺
恒例の「せっかくだから」は、まず山寺へ。900段の石段はなかなかきつかったが、それを5往復もランニングしている全中バスケの愛媛代表の子供らには脱帽。すれ違うたびに挨拶をくれるから、「おじさん」の自己紹介もちゃんとしたさ。
立石寺
立石寺にて立腹じゃ!…なんという日本人のメンタリティーの低いこと!
(外国語もあったけど)
立石寺
ZZR1100もかなり古いが、これら寺々有(ぢーぢーあーる…ね)は1100年以上!。
お釜
「せっかくだから2」…翌日は帰路に着かねばならず、蔵王を通り、「お釜」に寄る。
以前訪れたときは霧で何が何だかさっぱりだったから、大感動大会である。
しかし、わざわざリフトを使って登ったらその先に駐車場があるという、ちょっと騙され気分。

眼下に見えるは白石市…ということを後で知る。
白石市立白石中学校
なぜならば、アポなしで姉妹校に寄ってしまったからだ。
夏休み中で、しかも土曜日だから誰もいないだろうと思ってたんだが、始業式で、しかし金曜日だったから、バイクから降りて汗だくのまんま大勢の方々からご挨拶を頂いてしもた。
ずんだシェイク
国道を走って仙台に着き、やたら意味もなく道に迷って、青葉城で「ずんだシェイク」。
昔よりも緑が薄くなっていた気がした。
(街並みではなく、ずんだシェイクのこと)
1/100の大和
境内の護国神社に、ちょうど1/100の戦艦大和、空母飛竜、駆逐艦雪風が展示されている。
空母飛竜
いずれも多くの書籍にて紹介されているもので、悲劇を後世に伝えるシンボルとしてあまりにも精密だ。
仙台市
なんどもなんども意味もなく道に迷った「奥の細道」を離れ、太平洋フェリー「きたかみ」に乗船す。
太平洋フェリー「きたかみ」
帰路はカプセルホテルのようなA 寝台を取ったが、時折の周囲の雑音に熟睡はできなかった。
あきらめてかなりの時間をデッキで過ごしたが、時々現れるイルカや、沖合から初めて見る渡島半島も一興だ。
苫小牧港着岸
「パーン」という破裂音とともに一本目のロープが放たれ、それをウィンチで巻きながら次々とロープがつながれて193mの巨体が接岸する様子も見物だった。

これから北海道を走ろうとする嬉しそうなバイク達と共に上陸し、6日ぶりの我が家を目指す。
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2007-08-16

2007年 8月 16 木曜日

九州で吸収-その2

11日夜は、久留米の友人宅にて、これでもかというくらいもてなしてもらった。
久留米の馬刺し
わざわざ農家から直接買ってきてくれた馬刺しは絶品!
鰻重
地元の鰻重もこれまた絶品!
彼のカミさんの親戚が造り酒屋だそうで、地元でしか売られていない貴重な焼酎も美味かった!
いいだけ飲んで喰って、トドメは近所の焼鳥屋で豚骨ラーメン…ごちそうさんでした。

ところで俺が持って行った土産は、マジスパのレトルトと、ヤツが冗談でリクエストしたマルセイバターサンドを始めとする菓子類など。
一応おきまりの「白い恋人」も持ってった…で、後日談となるのは昨夜の電話。

「おう、その節は世話になったな。」
「「ん?謝罪の電話かと思ったぞ」」…(白い恋人)
「ばかやろー!逆にプレミアつくかもしれんから大事に喰え!」
(向こうもちょうどニュースを見ているところだったが、笑い飛ばしてしまった)

翌朝は再び基山に戻る。
女子個人の4階級があり、いずれの北海道代表選手も馴染みがある。

その内3名はなんと準決勝まで勝ち上がった。
観客席から、彼女らの家族達と声援を送り、感動を分けてもらう。

圧巻は上野巴恵の決勝、相手は、団体優勝校のエースである田知本だ。

場内は物音一つせずにシーンと静まりかえり、緊張した空気が溢れる。

両者一歩も譲らず、延長戦になった。
上野の繰り出す大内刈りは不発となるが、徐々に田知本の息が荒くなる…のが2階席に聞こえるくらい静かだった。

後ろに倒すのがダメなら前へ…支えつり込み足で一本を決め、3連覇を達成した。

帰りの飛行機には、フェンシングやボート競技に出場した選手団がおり、フェンシングの女子は、ノートに試合の反省を綴っていて立派に映った。

すべて自費の自主研修だったが、こうやってほんの一部を振り返るだけでも吸収できたものは大きい…それにしても暑かった。

体中のあちこちを虫に刺され、「なんて九州ってとこは!」…と思ったらアセモだもんな。
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2007-08-15

2007年 8月 15 水曜日

九州で吸収-その1

8/9-12は、佐賀のインターハイ柔道観戦のため九州に行った。
到着が遅かったので、せっかくだから吉野ヶ里遺跡に寄った。

博多から電車で向かった。


道産子にとってはアンビリーバブリな炎天下をテクテク歩いた。


弥生時代の平均寿命を越えられたことを知り、感謝!
佐賀に向かい、教え子宅に厄介になる。

彼のカミさんと二人の息子とともに晩飯を喰いながら、佐賀の空気を初めて吸う。


飲みすぎた翌朝、カミさんと息子に基山町まで送ってもらう。


せっかく応援に行った教え子はすでに畳から降りた後だった(ありがとさん!)が、100kg超級の決勝は見ものだった。


それにしても天気が良すぎて暑い。


試合会場が狭いため、別の施設でスクリーンを通して観戦するという苦肉の策…運営者の苦労が偲ばれる。


男子団体と個人が終わり、女子の開会式だ。
惜しくも北海道代表の旭大高は予選で消えた。

その夜は再び佐賀に戻り、駅前を飛ぶコウモリに興味津々し、教え子宅に再び厄介になり、カミさんの手料理をご馳走になる。
翌朝、風呂まで一緒に入ってすっかり慣れてくれた5才の息子は、惜別をふてくされで表し、なんともいじらしい。

そうそう迷惑もかけられないので、2日目のこの日は電車とバスを乗り継いで会場へ。


古賀も熱く視線を送る団体決勝は、代表戦となる。


全中札幌でも活躍した田知本 遥の一人舞台で小杉の優勝。

団体が終わり、個人戦までかなり間がある。
ところが昼飯がなく、仕方なくやや歩いてコンビニで適当に済ます。


精鋭揃いとはいえ暑さとケガが祟ったか、北海道代表の女子の軽い方3名は、まりなも含めてあえなく消えてしまった。

太宰府天満宮
太宰府天満宮で合格祈願の札を買い、
梅枝餅
暑さをしのいで梅枝餅と抹茶を頂き、
そして久留米の友人宅に向かう。



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2007-08-08

2007年 8月 08 水曜日

十勝にセンキュウ!

先週、リフレッシュとお見舞いと墓参りを兼ねて十勝へ行った。

途中、夕張に寄る。
夕張メロン館
そこでまだ開発中のシークレットスイーツを発見!
石炭シュークリーム?
何とか喰わせてくれと頼んだが×だった。
焼きトウキビ
じっくりと「焼いていない」トウキビは、新鮮だからこそ美味い!

日勝峠を越え、ム○オロードをひた走り、十勝川温泉へ。

三余庵の朝食
三余庵にて口にするものすべてが感動だ。
地球広しといえども、北海道ほど美味いモンが山・海・畑で揃うところはそうそうなかろう…を実感。

音更の親戚宅に寄り、帯広に向かう。
帯広駅前
「あ、なんかさびしい…」
色々と思い出のある街だ。
綺麗になった駅前は、しかしかつての賑やかなイメージとかけ離れている。
駅の周りには立派なホテルが増えたが、なんというか、道東観光の玄関でありながら、なんとなく観光の脇役といった雰囲気か。
ぱんちょう
初めて「ぱんちょう」にて元祖豚丼を頂く。

高速道路を初めて使っての足寄入り。
足寄町
祖父母宅があった場所は、今は某健康食品メーカーの研修地となり、きれいに整地されている。
足寄町
この川では、ガキの頃よく泳ぎ、木綿糸にミミズを縛ってカジカを釣って遊んだもんだ。
足寄町
沢山ある池は、昔釣り堀を営んでいた名残だ。
足寄町
至る所に薬草が植えられている。
今となっては他人の土地だが、こういう山奥で暮らせたことも今思えば「センキュウ」だな。

高橋菓子店
あ!昔と全く変わらずの「高橋パン」!
できたてのエンドウあんパンの味は全く変わらず「センキュウ」!
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2007-08-04

2007年 8月 04 土曜日

なに喰ってんだ?

【食についての何気ない疑問】
なんか、何気なくメシを喰うのも神経質になりそうな昨今。

○加工肉の偽装
 ブタの心臓自体、喰ったところでどうなんだろう?
 偽装は問題だが、ブタの心臓を喰ったら一体どんな害があるのだろう?
 いっそ潔く「ブタのハツもけっこういけますよ!」なんて、 「トンハツコロッケ」なんちゅうネーミングで済んだんでないかい?

○冷凍食品の賞味期限と消費期限
 しっかりと冷凍保存された食品は、実際にどれくらい保つのかな?
 不味い美味いは別にして、実際に喰うと害になるにはどれくらいの期間が必要なのだろう?
 実はよく知らない。

○白身魚
 ナイルパーチについて、ダーウィンの悪夢という映画で知った。
 映画のテーマとは離れるが、結果、現地では感染症が蔓延し、そこから送られている魚肉が日本の食卓に並ぶわけだ。
 イヤなのは、違う名前を冠されて売られていることだ。
 てっきり「タラ」かなんかだと思って喰っているフィッシュフライバーガーなどはだいたいそうか?
 回転寿司で回っているのはどれだ?

日本・EU・アメリカが世界中から様々な食材を大量に買いあさるもんだから、生産地では貧困格差を始めとする様々な問題が起きているということをもっと知りたい。

しかもその多くを食い残しては捨て、喰った我々は太ったといっては痩せようとする。

現地では飢えと貧困と闘っている。
日本だって、日々喰うに困る人々が大勢苦しんでいる一方で、ダイエットが流行る。

日本・EU・アメリカが世界中から様々な食材をむやみやたらと買いあさるもんだから、いずれはそのツケを払うのだろうが、結局はタコが足を食うってぇみたいな…そのタコにはなりたくないモンだ。
posted on 2007-08-04 カテゴリ: 日記 - 0 個のコメント - 0 個のトラックバック