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2008-01-08

2008年 1月 08 火曜日

なにものも なにがなければ ただのなに

用事で札幌から十勝へハチった…いや走った。
道東自動車道トマムIC~十勝清水ICが開通し、どれどれ…と、初めて走った。

真冬の日勝峠を回避できることは道民の永年の夢だったろう。
国道からトマムICまでは約40kmと結構な距離があるが、高速に乗ってしまえば十勝清水ICまではとてもあっけない。
大型トレーラーの後ろに大名行列のように並び、時折視界0だったり、Rのキツイブラックアイス路面をヒヤヒヤと下ることを思えば、北海道がまたまた一回り小さくなったことを実感する。

北海道のど真ん中、標高600mもの場所に道路を作り、トンネルを掘るなんてどれだけの苦労だったのか…そんなことに思いをめぐらせて、1300円数倍以上の有り難みを感じながら道東道をひた走る。
しかし、「あれ?」…1月の十勝なのに妙に暖かい。
いや、寒いことは寒いのだが、この時期の十勝で水たまりができるか?…融雪剤の効果だけか?。

用事を終え、今や行きつけのようになった宿に近づく。
実はここら辺で一枚撮るのもちょっとした楽しみだ。
「外車墓地」と名付けた、廃車となった欧州車が草むらに横たわるマル秘のスポットだ。
外車墓地
雪に埋もれた絵も一興…「あ…」…カメラにCFカード忘れた
(あちこちまさぐるがないものはない)

十勝川に戯れる白鳥が美しい。
(あちこちまさぐるがないものはない)

それでも宿では、北海道各地から選りすぐられた食材、そして料理長の腕を振るった料理、世界で唯二つのモール温泉に浸る。
しかし今回に限ってなんとも天候が良く、これほどカメラで遊べることもそうそうないといった具合。
フィルムだったらコンビニにまだあるが、CFカードはまだないしあっても高いし、なにせここには電器屋がない。

ところで朝粥は、日高の塩昆布を合わせてあまりにも美味かった。
道産米の「おぼろづきよ」は、あまりにも美味いので白米でおかわりした。
寒いはずの北海道がそうでもなくなってうまい米が穫れるようになってきた…と、どこかに書いてあったのを思い出す。
でもうまい米はありがたいし、多くの方々の努力の結実であることには違いない。

帰路もトマムまで高速を使ったが、以降は国道を走った。
頻繁にウォッシャーを使うハメになり、とうとう切れてしまい、夕張で継ぎ足した。
それくらい道路はベチャベチャだし、山肌も見えている。

我が家に近づくにつれて雪かきを覚悟したが、それも無用だった。

明日からシバレテ大雪と聞き、むしろなんとなく安堵。
「北海道 雪がなければ ………」
posted on 2008-01-08 カテゴリ: 日記 - 0 個のコメント - 0 個のトラックバック