昨日は第19回札幌市中学校体重別選手権大会だった。
第1回大会は、教師なりたての時の最初の教え子が優勝し、俺にとっても監督初優勝だった。
第19回…
前前任校の柔道部は今や消滅したが、そこから個人参加している子がいたため、気軽に一声かけた。
今でも数々の賞状は残っていて、彼女もそれを気にかけていたらしく、「あ!」という以上の反応にむしろ驚いた。
思えばその子が生まれる前か生まれた頃の歴史だが、なにかしらつながるものなんだな。
前任校と
新任校の部員も、すでに何度も練習したりメシを喰ったりしているためか、すっかり馴染んでいる。
この日は大会に参加したが、役員の昼食が多めに発注されていたためにそれを喜んで前・新一緒に片付けた。
過去と今がどんどんつながる…おもしろい。
そして一夜明け、同じ会場を使っての一般の大会だ。
人手不足の折、中学生が一般の大会のお手伝い。
まだルールもロクにわからぬ、ましてや試合にも出たことがないウチの生徒にオフィシャルをなんて…なんて無謀だがさすがうちの中学生はエライ。
やることを覚えたら下手な学生よりも真面目だし、仕事をしながら柔道のなんたるかも学習したようだ。
今日も俺はカメラマンだったが、おかげで実に大勢から声がかかる。
教え子は勿論だが、かつての勤務校に来たことがある若者や大人はかなりの数に上る。
競技人口は減少気味だが、その分「絆」を広げることはやりやすい。
これからは、また新たな面白いストーリーが展開しそうだ。