トリノオリンピックが不調だ。
選手達の構成年齢も30代以上が目立つのは、彼らがすごいということもあろうが、若手層が薄いということでもあろう。
競技人口をピラミッドに象れば、小中学生が底辺となり、頂点が世界への代表ということだ。
ピラミッドが小さくては、頂点といえどもメダルに届く高さが足りない。
今年も様々な工夫と苦労で、俺の勤務校ではスキー学習を維持したが、札幌市全体では約20/100校程度であり、風前の灯火といってよかろう。
ウィンタースポーツのメッカたる北海道の中心地、札幌市でさえこの有様だ。
冬季中体連では、参加者がなくて成立しない種目もでてきた。
他の種目とて、未来が明るいとは言えない。
「オリンピックを応援します。」と、企業はマスコミを通じてPRするが、本当にその気持ちがあるのならば是非とも
ピラミッド全体にスポットライトを当ててほしいモンだ。
何の芸もない芸能人が、ただしゃべくっているだけの番組に金を出すよりも、
一芸に秀でた子供達に投資する方が、長い目で見りゃ
リスペクト。
ps:「カーリングっておもしれぇなぁ!」