ZZR0831 Weblog

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2007-07-22

2007年 7月 22 日曜日

不都合な真実で検索

アル・ゴア元米副大統領が熱々と語りかける。
DVDで観た。

「そんなこと今さら言われなくてもわかっている」…というようなつもりで見始めたが、具体的なデータを次々と突きつけられると改めてヤバさが伝わってくる。

散々に地球の現況を伝えておいて、「じゃ、どうすれば?」の問いかけへの回答はちょっと甘くないか?
もちろん富める国アメリカへのメッセージだから、「へ?その程度でいいの?」と思わざるを得ない。
(衣類乾燥機や食器洗い機が世界中にどれだけ普及しているのか…できればハイブリッド車?)

で、関連を検索してみればもちろん異論反論も数々あった。
その中には、「温暖化よりも優先すべき課題があるべや!」…っちゅうもんもあるごあ。

いやいや、揶揄すべきではない。
(悪いクセだ)

しかし、「温暖化問題」を邪魔臭いと思っている人々が多くいることも不都合な事実だろう。
「どうせ俺なんてあと何年かでくたばるんだからそれまでよけりゃいいんだ」って感じの、老人ともうすぐ老人が幅を利かせているのはなにもアメリカだけではない。

並べられた研究データは膨大だから、それに対して屁理屈も幾らでも用意できるだろう。
しかしいずれも、そのツケを払う中年、そして犠牲になるのは若者と子供。

少なくとも事実だけは広く伝えられる必要があるし、もっとインパクトのある訴えが必要だ。

例えばゴアさん、「365日のウチ、1日だけでも世界中の電気とエンジンを止めてみませんか?」みたいなアピールはどうだろう。
ま、ヒトの言うことを聞かないのがヒトだから実現は厳しかろうが、「省エネ家電に代えましょう!」なんちゅうよりはドキッとさせるべ。
(ま、それでもどうかはわからんが)
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2007-06-30

2007年 6月 30 土曜日

セルの音

「温暖化を食い止めましょう」と言われる割には世の中なーんも変わっちゃいない。
相変わらず、「フクロイリマセーン」なんて言ってもレジでは「え?」って具合が多い。
学校祭に向けて、「環境問題」について触れてはどうかと触れてみても食いつきは鈍い。

小さいところでいくら頑張ろうが、大きなところでそれを食いつぶしている現状では仕方なかろう。

「こまめに照明を消しましょう」というよりも、「東京タワーとレインボーブリッジのイルミネーションを凍結しました」のほうが訴求効果は大きかろう。
自家用車のアイドリングストップも大切だが、それが何千台で飛行機一機分の発着のどれだけに当たるかも知りたいものだ。

エコカーの逆のエゴカーに乗っていてそんなこととやかく言う権利はないが、短時間でも走らないときは一応エンジンを切る。
(ZZR0831-1号だってエンジンを切る…熱風で熱くなるから、元々やってますがなにか?)。

暑がりの俺だが、雨の日以外は、まず滅多にエアコンを使わない。
だから夏場は窓全開だ。
(ライダーだし)

バイクに乗っていて楽しいのはその時々の空気を感じることで、だからクルマに乗っていてもなるべくそうなる。
(それにしても夏場のバイクは、クルマの側に止まるとエアコンの放出熱で暑くてたまらん)

今朝方、ハチで信号待ちをしていたら(エンジンオフ、窓全開)、初めてセルモーターの音が聞こえた。
「へぇー珍しいなぁ」と思っていたら、その何カ所かあとでも信号待ちでセルが回った。

これからは、各地の交差点から聞こえまくる「キュルルル」というセルの音がエコへの先兵となるのかな。
(エンジンスタータなんちゅうヤツは敵かな?)

たかだか数分の間に2回キーを捻るだけの作業だ。
(欧州の姉妹都市では当たり前)
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2007-05-06

2007年 5月 06 日曜日

古くなっても使わせろ

zzr0831-1号は1993年モデルだから15シーズンを迎え、クラウザーのパニアケースは16年。

グローブも11年目でボロボロに破れちゃいるが、まだまだ用をなす。

2000年と2001年モデルのノートパソコンが1台ずつある。
どちらもバッテリーがダメになったようだ。
まずは九十九電器のリフレッシュサービスを頼ってみた。すると「対応期間が過ぎています。」とのことで、渋々新品を検討したが「生産終了です。」とのことだった…。

10数年前に読んだパパラギは、南の島の酋長Tuiavii が、数十年前に今の世界環境を見透かしていたかのように語る内容だ。

現代文明は、ものを作っては売り、まだ使えるのに新しいモノを買わされ、そしてゴミを増やしていくというサイクル。
モノや自然を大切にするというサイクルを壊しておきながらリサイクルという、滑稽な世の中のサイクルは依然として変わる気配がない。

そういえば、ポイントが無駄になるという理由だけで買い換えたケイタイもなかなか使い勝手が合わない。
20世紀末に買ったCD-ROMも、OSが古いために再生してくれない。
情報端末に限らず、家電品にはrestore(再生)という概念が存在しない。

使えるのにお払い箱になるモノ達に泣く泣く合掌。
これを処理するのに無駄な費用とエネルギーがかかると思うと、ゴールデンweekの掃除にweepしたくなったさ。
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2007-04-25

2007年 4月 25 水曜日

Gで測る、計る、図る。

修学旅行に向けて、函館のマップをA3用紙に出力してラミネートし、8枚ほどつなぎ合わせて函館市内全体マップを作った。そんなことをしていたら22:00近くになってしまった。
(それを口実にマジスパで晩メシ)

zzr0831-4号ことチャリンコで30分かけてえっこらさっと帰ってきたわけだが、文字通り「行きはよいよい帰りはこわい」のごとく、帰りはこわい。
(北海道弁でこわいは疲れるべの意なり)

そこで、GoogleEarthで通勤経路をググってみた。

勤務先の標高が35mで、我が家の標高はなんとぴったり100m。
(つまり65mも登ったわけだ)

急なアップダウンをなるべく避けているため、けっこうジグザグに走っているのがわかる。
その距離6.79km、平均時速にして約14km/hというところか。
(のんびりとはいえ、残業疲れのわりに元気なのはマジスパ虚空50のスパイスが添加剤となっていると思われる)

もう寝ようかと思ったが、では往路はどうかと気になった。

比較的下りが多く、15分くらいで行ける。
(クルマはおろかバイクより短時間!)

距離にして6.46kmとなった。
平均時速26km/hくらいだな。

ZZRもハチも俺も燃費が悪いのは共通しているが、俺はアルコール(?)も燃料としているし、CO2の排出もいささか少ない。
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2007-03-09

2007年 3月 09 金曜日

レジ袋

昔々学生時代、某コンビニでバイトを始めたばかりの頃、袋に客が買った商品を詰め込むのがなかなか大変だった。
特に混んでいるときは焦る。
袋が小さすぎて入れ直すなんてさらに焦る。
客にイライラされるのが一番イヤだから、自然と心持ち大きめの袋に入れるようにしていたら、店のオヤジに怒られた。

「おい、袋一枚いくらだと思ってんだ!小さいのが5円、これが15円、一番デカイのが25円もするんだぞ!」…と。

そして今、1秒に日本国内で消費されるレジ袋は約1000枚になると聞く。
1枚あたり18ccの石油を消費するということは…10秒でドラム缶1本分!?

俺がレジ袋に対する価値観は、¥からccに変わった。

極力買い物の際は「そのままでいいです」と告げる。
素手、ポケット、カバンと袋の代わりはいくらかある。

「え!いいんですか!」という店員が結構いる。

「おい、袋1枚いくらだと主ってんだ!小さいので*cc、これが**cc、平均18ccもするんだぞ!」
…というのか今のオヤジ??。


しかし反面、蝋燭工場の従業員はこういう。

「蝋燭の消費が減ってねぇ、今はレジ袋が主力商品なの…でもねぇ、環境問題で売れ行きが落ちる…」

零細企業の苦肉の策に追い打ちがかかるのも事実ではあるが…地球環境が風前の灯火となっては元も子もない。

「一人一人の努力で温暖化を防止しよう!」と聞こえるが、政府がこれじゃぁだーめじゃこりゃぁ。
posted on 2007-03-09 カテゴリ: エコロジー - 0 個のコメント - 0 個のトラックバック
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