ZZR0831 Weblog

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2006-10-24

2006年 10月 24 火曜日

北海道は日本の…

高校時代の下宿先では、本州からの転勤族も多数いた。
異口同音、「飛ばされた」とはなんとも道産子に失礼な!…とは高校生ながらに感じたモノだ。
しかし、日がたつにつれてその印象は大きく変わるようで、これまた異口同音「北海道はいい!」とうれしそうに語っていたのが印象的だ。

「北海道ってそんなにいいのか?」という、逆輸入の疑問を確認するためにバイクで道内至る所を回ったわけではないが、つくづく「北海道はいい」ということを知り、北海道大好き男となる。
美瑛

だが、北海道は寂しかった…
特に野球では、ジャイアンツが人気だったといっても所詮「東京」である。日本シリーズで優勝しようとも北海道にお礼の頭を下げるわけがない。それでも道産子の多くは、俺も含めて応援し続けた。

「北海道に球団を!」というムーブメントが起きたときも半信半疑だったのは俺だけではなかろう。
「来るはずないべや」というのが多くの本音というかあきらめだったのではないか。

ところが夢かない、日本ハムファイターズが本拠地を移したが、「なーんだ…」という空気もなきにしろあらず。
巨人だったら「サッポロジャイアンツ」で、サッポロビールの商品名そのままで面白かったのになんてしょうもない冗談も聞かれたほどだ。

しかしそれもまもなく払拭され、北海道の大地で育つはなにも作物だけではなく、日ハムという種がスポーツ文化を育みつつあるというのが、なんともうれしい。

「北海道日本ハムファイターズ」…名称がすでに、北海道が日本の頭を押さえているではないか!

プロ野球、日ハム以上に北海道のすべてが好きな俺にとって、こんな暑い秋はない。
明日勝って、明後日は現場で歓喜の渦に身を置けたらうれしいな。
posted on 2006-10-24 カテゴリ: 北海道 - 2 個のコメント - 0 個のトラックバック

チャリン考

今年の夏に自転車を購入し、ざっと1000kmくらいは走ったろうか。

俺なりそれなりに、チャリンコについて色々思うところを気ままに記してみる。
    zzr0831-1/2/4号
<zzr0831-1号・2号・4号勢揃いの図>

「価格の目安は最低6万円」
以前数千円のママチャリを買って失敗した。グリップや駆動系のガチャガチャ感は、機械好きの俺にはなじめなかったし、勾配の多い居住地と、若いとは言えない体力は、結局乗らずじまいを生んだ。
今回購入に当たって色々と調べたら「長く乗るつもりなら6万円がボーダーライン」とあった。数分間のチョイノリ以上を考えた場合、各パーツの品質や性能がこれ以下では成立しないという理屈らしい。

本当に趣味で自転車を愛好するわけではない場合、6万円以上というのはちょっと勇気のいる金額(少なくとも俺にとっては)だが、高騰するガソリン代やタクシー代などを、買った自転車の持つ乗りやすさで差し引いていけば、そうそう長い期間でなくとも元が取れそうだ。なにせけっこう走れてしまうし、さらに体力がつくからますます走れてしまう。

結論:「7万円だったが、全然高くない使い方をしているからOK」

「クロスバイクで良かったか?」
通勤主体ではあるが、それ以外の移動でもよく使うし、慣れてくると意外と距離は伸びてくる。札幌市は道路環境が良いのでやはりロードバイクの方が高速で良かったかなと思うことはある。少なくともタイヤだけは抵抗の少ない細身に変えたいなと思いつつ、時折訪れる砂利道や河原の土手に対しては700Cのタイヤは重宝する。
また、ロード車の前傾姿勢、マウンテンバイクの走行抵抗の大きさ、小計タイヤ車の遅さなどのネガティブ要因を差し引いていけば、自ずとクロスバイクに行き当たる。
その分、特化した個性はないが、その気になればどうにでもなるという拡張性がある。

結論:「もっと速いのが好きだが、トータルでオールマイティな性格がOK」

「環境にいいか、環境はいいか」
あらゆる乗り物の中でもっともエネルギー効率が良いとされる自転車。

ガンガン飲み食いする俺のエネルギーを効率よく燃やすが、ガンガン過ぎてさほど体脂肪は減らない。しかし、片道7kmの通勤時間はクルマともバイクとも変わらないどころか、むしろ短い時もある。にもかかわらず、消費燃料と発生CO2はなまらに少ない。

クルマやバイクに乗っていると、道行くチャリは時に邪魔臭い。しかし、多くは一名乗車の移動であり、チャリからすればそちらの方が邪魔臭い。

人間とはおかしなもので、大きなモノに乗っていると自分が大きくなったと錯覚するらしい。そう見えるのが時に不愉快で、時に可笑しいと思えるのもサドルに跨っている時だ。

いったい自転車はどこを走れば正解なのだろう?
…日本のモータリゼーション(交通社会)が未成熟な感を受ける。まあ、その曖昧さが街を駈ける武器でもあるのだが…。

ミュンヘンの地下鉄に乗ったとき、自転車席があるのに驚いた。折りたたまずともそのまま地下鉄に乗ることができるのだ。
豪雪地帯でこれを真似るのは難しかろうが、人口190万に迫ろうとする大都市においては、もう少し一考の余地もあろうと思う。

結論:「渋滞緩和と健康増進…行政的にチャリゼレーションを展開しよう!」


(うーん、今日はここでも走りすぎたわい)
posted on 2006-10-24 カテゴリ: 日記 - 1 個のコメント - 0 個のトラックバック