ZZR0831 Weblog

« 2006-11-03 | 2006-11-05 »

2006-11-04

2006年 11月 04 土曜日

師走よりも師走な霜月

もあい先生も走り回るくらい忙しいといわれる「師走(しわす)」
(イヤミだなぁ…)

しかし今月、霜月の方が大変だ。
合唱コンこそ終わったが(悔!)、4種類の期末試験、評定、大会×2、おまけにオヤジの法事と慌ただしいことこの上ない。

それにしても中学校の教員という人種は、ホント奇特なほど献身的によく働く。
休日の職場に、誰一人いないということはまずありえないし、平日も少なからず帰宅後に残務にあたっている。
なにをどう考えてもオーバーワークな上に、相手は何かと一筋縄ではいかない中学生達だ。

加えて、連日のように「いじめ」に関しての報道が取りざたされている。

もしも自分の担任下において深刻な事件が起きたらどう対応するだろう…と想像する。
日々全力で生徒に相対していても、すべてお見通しだろうか?…と、自問自答する。
…少なくとも自分にその自信はない、ということは自信を持って言える。

実に様々な業務に忙殺されている現状を克服してでも…と、世間がいうのであれば、あとは自己の心身の健康か家庭生活を完全崩壊させるしかない。

しかも給料をガッツり減らした上に、さらに資質の向上を…というのであるから、馬鹿にされるにもほどがある。
地域社会での教育や家庭での躾をおざなりにしたツケを肩代わりし、教育現場の現状を無視した上意下達の御触書ばかりが飛び込み、振り回される。
現場では、何かあったときの対応に腐心し、ビクビクドキドキせざるを得ない。

マスコミにとって、学校ほどバッシングの都合の良い相手はなかなかなかろう。
反論すればするほど辛いということがわかっているからだ。

「いじめ」の根源は「学校いじめ」にある。

ちなみに俺は、今のところ実に幸福な職業生活を送らさせてもらっているが、ささいなきっかけでそれがいつ崩壊しても不思議ではないとも思っている。

日本では、…年がら年中「師走」
(ちきしょー!今宵も飲むぞぉー!…といいつつお仕事…)
posted on 2006-11-04 カテゴリ: 学校 - 0 個のコメント - 0 個のトラックバック