ZZR0831 Weblog

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2007-06-30

2007年 6月 30 土曜日

セルの音

「温暖化を食い止めましょう」と言われる割には世の中なーんも変わっちゃいない。
相変わらず、「フクロイリマセーン」なんて言ってもレジでは「え?」って具合が多い。
学校祭に向けて、「環境問題」について触れてはどうかと触れてみても食いつきは鈍い。

小さいところでいくら頑張ろうが、大きなところでそれを食いつぶしている現状では仕方なかろう。

「こまめに照明を消しましょう」というよりも、「東京タワーとレインボーブリッジのイルミネーションを凍結しました」のほうが訴求効果は大きかろう。
自家用車のアイドリングストップも大切だが、それが何千台で飛行機一機分の発着のどれだけに当たるかも知りたいものだ。

エコカーの逆のエゴカーに乗っていてそんなこととやかく言う権利はないが、短時間でも走らないときは一応エンジンを切る。
(ZZR0831-1号だってエンジンを切る…熱風で熱くなるから、元々やってますがなにか?)。

暑がりの俺だが、雨の日以外は、まず滅多にエアコンを使わない。
だから夏場は窓全開だ。
(ライダーだし)

バイクに乗っていて楽しいのはその時々の空気を感じることで、だからクルマに乗っていてもなるべくそうなる。
(それにしても夏場のバイクは、クルマの側に止まるとエアコンの放出熱で暑くてたまらん)

今朝方、ハチで信号待ちをしていたら(エンジンオフ、窓全開)、初めてセルモーターの音が聞こえた。
「へぇー珍しいなぁ」と思っていたら、その何カ所かあとでも信号待ちでセルが回った。

これからは、各地の交差点から聞こえまくる「キュルルル」というセルの音がエコへの先兵となるのかな。
(エンジンスタータなんちゅうヤツは敵かな?)

たかだか数分の間に2回キーを捻るだけの作業だ。
(欧州の姉妹都市では当たり前)
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2007-06-26

2007年 6月 26 火曜日

いやーまいった

昨日の朝方から全身がだるく、職場に着くなり体中の節々が痛くなった。
一昨日のムリした後遺症だろうと判断し、とりあえず体中に湿布薬を塗りまくった。

ところが、超珍しいことには、徐々に食欲も落ち、仕方なく退勤時刻ちょうどに帰宅し、一眠りした。
カミさんが帰宅するなり、「具合が悪いから焼き肉喰いに行くべ」と誘い、ついでに体温計を買った。

一応測ってみればなんと38℃を越えている。
熱が出れば体が痛くなるという、一般的な記憶が体内から消えていたらしい。

明け方測ると熱は一向に下がらない。
仕方なく欠勤の連絡を入れ、横になっていたら、けっこう元気になってしまった。
自己診断では、一日休むほどの不調ではなく、仕方なく出勤した。

勤務先では、子供から大人までが「???」の顔つきで迎えてくれた。
俺が熱を出すという事態自体がニュースらしかった。

体の各部のギシギシ感はなかなかとれない。
ん?いや、かなりとれてもきた。

とりあえず当面は早寝を心がけることにする。
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2007-06-25

2007年 6月 25 月曜日

silicon valley

友人のMasuが14年ぶりにアメリカ・シリコンバレーから帰国したので、仲間達と一杯やった。

なにしろ普段は狭い社会に生きているから、いつもながらこういう風に友人から別世界の話しを聞ける機会は重要だ。
しかも、ちょくちょく授業で話題にするシリコンバレーで、実はMasuから電話が来る数分前に、偶然(必然?)にも授業で、彼のことも含めて話題にしていたところだったので驚いた。

印刷関係の彼の仕事と当地との関わりにも興味があったが、半導体基盤のプリントということにすぐ気づけなかったのは悔しかったというか、恥ずかしい。

「9.11のときどうだった?」とたずねたら、飛行機が三日間ストップしたのでカナダから自動車で帰ってきたというのもピンと来ないくらいスケールがデカイ。

(直線距離にしても2,500mile…4,000kmを越えている!)

「アメリカ人は太っているか?」→「大柄な老婦人が、ダイエット中といいながらノンカロリーコーラを飲み、バカでかいハンバーガーを食ってたりする…のには驚いた。とにかく喰う量はハンパじゃない。」…(思った通り)

会社からの借家とはいえ、表にも裏にも庭があり、平屋の4LDKとはいえ写真を見る限りこれもでかい。

しかし、「日本の食材も日本人が作る料理も美味いし、製品の品質も格段に高い」ということはだ(ましてや「葱」の料理だからなおさらだったしょ?)、なんやかんやで自信を喪失するようなことばかりが続く日本人の一人だからこそ、いっそう外から中を見つめ直してみたいものだと思うところ。

*Masu様、夕べはどうもどうも。また、貴重な続きを聞かせて下さい。
(ボケてきているので同じことを繰り返すとは思うが)
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2007-06-21

2007年 6月 21 木曜日

ちょっと400mileばかし

修学旅行の代休もなんだかんだで職場に出かけちまった(まあ、半分趣味みたいなモンだが)ので、期末試験一日目を有休とした。
ちょっと雲行きが怪しかったので1号はやめ、ハチで北見に向かう。

REエンジンに火を入れ、するすると走り出してわずか15分ほどでなにやら渋滞…
「ありゃ…」

道央道を経由し、比布ジャンクションで降り、国道をのんびりっぽく走っていると…
「うわ…」


「気をつけよう気をつけよう」と心に言い聞かせ、北見市のインターハイ全道予選会場に到着。

めでたく優勝を果たした教え子や、顔見知りの選手達と握手を交わした。

せっかくだから佐賀のインハイにも行きたいが、なにしろ昨日渡された源泉徴収ショックは大きい。
(総収入が10年前以下に!)

そういえば昼飯喰うのを忘れていた。
国道沿いにあった「インド料理」が気にかかる。

インド人が勧めてくれたバイキングにしたが、腹6分目にとどめて会場に戻る。

不慣れな北見の土地なのだから、来た道を黙って戻ればいいものを、近そうな道を選んで遠回り。
ちょこっと他の試合を見、そして知り合いとあいさつ程度を交わして帰路に着く。

出発時に66kmだったオドメーターが、帰着時はちょうど700kmを表示していたが、それでも高速道や峠道の整備のおかげでオホーツク方面も日帰り圏内か…。
原チャリ乗り始めの10代の頃、覚悟を決めるようにして道東向かったがなんとも懐かしい。

今の十代、なかなか頑張っているのがなんともうれしい。
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2007-06-18

2007年 6月 18 月曜日

からす、そりゃ泣くべ

学校前の公園のニセアカシアに営巣したカラス家族。
学習能力の高い彼らは、木の枝と、マンションのベランダあたりからかっぱらったハンガーでハイブリッド家屋を作りやがった。
清掃奉仕

4月にようやく完成し、5月にゃ3羽のヒナが生まれ、教室からの楽しみにもなった。
子が生まれりゃあ親としても警戒心が高まるのが命あるものの常識。

そりゃあ俺もちょっとヒヤッとしたが、都会に住む俺が野性に迂闊だった。
count log 84,000(カラスとカモメと飛行船)


「ヒトに危害を加える前に!」

「こいつらをたたいてしまえ!」

巣から落ちたヒナはゴミ同然。

「俺たちが一体なにをしたというのだ!」

住むところを追われ、仕方なく行き着いた先のさらなる仕打ちか…。


ハイブリッドな巣と、3羽のヒナは、「ヒトのエゴ」という名の袋の中へ。


せめて、ヒトのヒナがこの様子をまぶたに焼き付けたことは救いか。

鹿も熊も狐も猿も、すでに住みかを追われ、仕方なくヒトの巣に降りる。
知恵を絞り、ヒトとの共存を歩もうとするカラスにすらも未来はない。

そんな、人の心を忘れたヒトに未来はあるか。

悲しみと怒りと憎しみの嗚咽とも聞こえる泣き声は、ヒトの巣であるマンション街にずっとずっと響き、教室に届く。
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2007-06-15

2007年 6月 15 金曜日

雑食

俺を実際に知るものはみんな知っているが、かなりの「雑食家」だ。
どうせこの世に生まれたからには、世界中の美味いモンも不味いモンもすべて喰ってみたい。
(一番興味があり、勇気もいるは猿の脳みそだ)

それだけに別の意味の雑食…雑な喰い方というのが目や鼻についてならない。

「あとでコンビニの唐揚げを2つ食べよう」と、給食にほとんど手をつけない子が言う。
大人の飲み会でも、せっかくの料理にほとんど手をつけることなく話しに夢中になって終わる。

大人も子供も食に対して雑なのがどうにもこうにもガマンならない。

せっかく手塩にかけて育てられて、殺されて、バラされたブタちゃんやトリちゃんが、結局大勢ゴミになる。
蒸し暑い、100mものビニルハウスで育てられ、腰が痛くなるほど丁寧に雑草を抜き、汗だくになって収穫されたアスパラ

も、実際に人々の栄養となるのはなんメートル分なんだろう。
(6/3美唄にて)

喰ったら太るからと、無意味に喰うのを減らす。
三度のメシを抜いているクセに間食をする。
残食はゴミとなり、生ゴミを消却するためにはさらに余分なエネルギーを消費する。
喰えない国の民がいるのに、他方ではわざわざ道具やクスリを使って脂肪を燃やそうとする。

人々の味覚も崩壊してはいないか。
忙しいを口実に、手を掛けた料理は食卓に並びづらいとし、一口目のインパクトを強めた出来合い料理が、溺愛の家庭の味と錯覚されている。
その味覚を植え付けられた子は、工場で作られた味気ない野菜は辛うじて食えても、畑で取れた虫食いの新鮮な野菜は「キモイ」し、本来の風味も「クサイ」となり、ヤサイ本来の持ち味を敬遠する。

「平気に残すな」と、俺は口うるさく、よくいう。
残すからには「心で謝れ」ともいう。
飲み会で食い物が残れば、俺はついつい平らげようとしてしまうし、それでもだめなら容器に入れて配るか、持って帰る。
給食がたくさん残ればイヤな顔になり、戻ったものをさらに喰える者に還元してでもなんとか残食を減らしたい。
たとえ親からクレームがつこうとも構わない。

食生活の様子は、彼、彼女の人間性を表現するし、人としての経験は、味覚に発展するといえる。
子供は甘い経験から甘いもの好きだし、大人になるにつれ辛苦な経験をつみ、辛いとか苦いの味が美味しいと感じられるようになるのだろう。。
食べ物の好き嫌いが多い人間は、対人関係や物事への好き嫌いも少なくはなかろう。
(アレルギーは別とし…)

食事には、忙しくても可能な限り手を掛け心を込め、少しでもマシな味覚を育てて、そうして広い人間性を養うべきだ。

教育の根っこは食育ですよ、しんちゃん。
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2007-06-10

2007年 6月 10 日曜日

修学旅行

なんとも楽だった。
さすがに200余名を預かるから気楽とはいかないものの、神経をピリピリすることなく、心地よく疲労することができた。

4日間の睡眠時間は10時間に満たないし、それなのに手当はほぼすべて償却されるというあり得ない重労働の一つだが、このようにこちらも楽しく終えられればなによりだ。

そう思うと、さらになんかしたくなり、絵巻物など作っちゃっている。

しかし、これは偶然でもなんでもない。
こういう風になればよいと思って来たからだ。

それにしても、我ながら自分のタフネスさには驚く。

帰着後仲間と一杯やり、帰宅後自分で二杯やりながらwebをまとめ、二時に寝て十時に起きた。
それから休むはずの部活に行ってしまい、webを更新し、帰宅後庭いじりをして、ジムへ行ってしまった。

明日(今日!)は、久々におふくろを連れてオヤジの墓前で礼を言おう。
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2007-06-04

2007年 6月 04 月曜日

高い内閣支持率?

「35.8%…まだこんなにあるんだ…」と俺は思う次第。

参議院選に向けての国民の期待も、年金問題はもちろん重要だが、温暖化対策の「お」の字もでてこない。
教育改革は、今後学校間格差を助長するとともに、現場の教師達をますます疲弊させ、心療内科の繁盛をもたらすだろう。

ところで、いわゆる勝ち組の象徴の一つ、レクサスの前を通りかかったら、LS640が置いてあった。
それはなんと試乗車である。1千万を超えるクルマをドーンと試乗車にするのだからさすがTOYOTA。
ダメもとで頼んだら1時間待ちだが良いとのことで驚いた!。


時間もないので結局はIS350に試乗させてもらった。
部品の質感も作りも確かに十分贅沢だ。
例えば小物入れのボタンを押すと、フタが「ふわー」っと開く。
短時間、短距離でも、立派なクルマであることは十分感じ取れた。

ホントは、クルマのハードとしての部分に興味があるのだが、どうもそちらに気が向かない。
日本は、こういうクルマをセカンドカーにできるような人を大切にしているように思えてならない。

「笑顔に囲まれている人が幸福」なんだと思う。
しかし「そのタネがカネではいけない」と思うがどうか。
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